久しぶりの本屋

この間、久しぶりに書店に行った、、


という話しをここムラゴンさんで読んだ。


そこでその方が買われた本を、わたしも読みたいなぁと思った。


ここ数年、本は図書館と決めていたのだけれど、
順番待ちが長くてなかなか読めない。


その紹介されていたエッセイは、
友人のある頼みをきく代わりにプレゼントしてもらうことになった。


普段は何かお礼をもらうなどということは遠慮するのだけれど、
今回はなかなかの大役だったのと、
たまたまその本が読みたかったので、お言葉に甘えてリクエストさせて頂いた。


ゴールデンウィークが終わって、
世の中が日常に戻った中で、
ゆっくり楽しみたかったので、
ゴールデンウィーク後に届くようにお願いしておいたのだけれど、、


このゴールデンウィーク、実家の引越し前のお手伝い以外、何の予定もなく、
時間はあり余るほどある。


そうだ、わたしも本屋に行ってみよう、と思い立ち、近所の本屋に行ってみた。


パッとみた瞬間、読みたい‼︎って鷲掴みしたい本が5冊はあったけれど、
陳列された本の前で仁王立ちし、厳選に厳選して購入したのは山本文緒さんのもの。


内容は、もともとノンフィクションが好きということもあるけれど、
今のわたしだからこそ求めるものなのだろうと思える。



本当に読み終えるのがもったいないので、



少し読んでは庭に出て草をとり、


少し読んでは、おやつを食べ、


少し読んではギターを弾いて、



惜しみ惜しみ読んでいる。



今からは少し歩いて図書館へ本を返しに行こう。



テレビの向こうで多くの人が過ごす時間とは全く違うけれど、
やっぱりこんな時間も大好きなんだな。


もし、夫が今の病気でなかったら、
ゴールデンウィーク、うきうきしながらゴルフに出かける夫を
少し苦々しく思いながら、
そんなわたしの機嫌をとるように、
「どこか出掛ける?」
と、夫は聞いてきただろう。
そしてわたしは、機嫌をとってもらったことに気をよくし、
「行かない。」
って答えていただろう。
こんなやりとりを30年も続けてきたのにな。