椅子の脚をカット

先日、ダイニングの椅子の脚を二脚、
知り合いの大工さんにカットしてもらった。
食事をするたび、
なんだか座り心地がよろしくないのはなぜだろうと考えていて、


椅子の高さが自分に合わないのも一つの要因だろうと思った。
もう一つの要因は座面がクッションでないこと。


脚をカットすると、
他の家族や家に来る他の人の体には合わないだろうと思ったけれど、
ここに暮らすわけでない人たちのことを考えるより、
自分の心地よさの方が大切と思うようになって、切ってもらった。


結果はまぁいいんじゃないって感じ。
足の裏まで床にぺったりと余裕をもってつくって、やっぱり落ち着く。


これはそもそも私が小柄ということが原因だ。
しかも最近身長がジワジワミリ単位で低くなっている。


興味深かったのは、Yチェアという、好きな人たちから圧倒的な人気を誇る、
その椅子の脚をカットしたあと、見て、え?と思った。


あんなにスタイリッシュでかっこよかったYチェアが、
すごくこじんまりとした椅子になり、


あの洗練された主役級の存在感が全くなくなり、
ひっそりとそこにいる。


それを見て、人間と同じだ、と思ってしまった。


男性など、身長が高いだけで2割増しかっこよくなる。
キャリアの高い人たちは、こちらが勝手にそう思うだけかもしれないけれど、
なんだか見下ろされている気もする。


物でもそうなのか、となかなか興味深い発見でした。


でもね、もう一つ別に切ってもらった骨太の椅子は、
あまり印象は変わりませんでした。これもまた面白い発見です。


年々、「素敵」より、
「寛げる」「安らぐ」「落ち着く」ということの方が大切になりつつある。


でも正直言うと、Yチェアはカットしなくてもよかったかな、と後悔しています。^ - ^;


「昨日のカレー、今日のパン」を今から見ます。
楽しみ〜〜♪
あ、ちなみにテーブルの脚もカットしました。


すらっと生まれたかったなぁ。