退院後の暮らし方 やめたこと、始めたこと

松葉杖での生活は当然疲れる。


朝、食事の支度をして片付ける。
疲れてベッドで横になる。


昼、夜もその繰り返し。


今まで2階の寝室だったのを急遽居間にベッドを置いた。
食べるのも、作るのも、寝るのも同じ一つの部屋。
特に退院当初はあちこち動けないので、
ベッドの横に、着替え、パジャマ、下着をセット。
あとは、水、目薬、痛み止め、ハンドクリーム、
化粧水、乳液、携帯電話。


徐々に回復してきた今は、楽器が加わり、
歌を小声で歌い、その後に本が加わった。




コーヒーはいつも三杯分を入れていたけれど、
本当は二杯で十分なのだと気がついた。
三杯入れていたのは、ただの習慣。


その代わり、朝は一番に白湯が飲みたくなった。
骨折した足はもう一方の足に比べていつも真っ青で、
少しでも温めたくなる。



ラインもただ相手にサービスするだけのラインはやめた。
わたしを思ってくれる人へ誠実なラインをしたい。
逆に言えば、そうでない人へサービスする力は今のわたしにはない。


これは主に妹がいつもわたしに送ってくる母の愚痴に対するもの。
同意できない愚痴に相手を和ませるためだけの返事はもうしない。
感謝と労いは大切だけど、サービスはもうしない。




さあ、明日からは日常の暮らしを取り戻すための、
新たな生活をはじめるぞー。


骨こつメニュー
焼き豆腐
切り干し大根
ヨーグルト