捨てるって心痛む

昨日は実家へ。
結局私の家の近くに引っ越すよりも、今の家を建て替えることを選んだ82歳おひとりさま母。


仮住まい引越し前の持ち物整理中。
押入れの奥から出るわ出るわ、一度も日の目をみることなくうん十年経ったものたち。


妹が毎日少しずつ捨てているけど、あまりにももったいなくて心が痛むと言った。


本当は母が自分でやればいいんだけれど、圧迫骨折していてできないというから。


私も自分では断捨離邁進中とか言っているけれど、
以前はちゃんと使用していたけど、今は使わなくなったものとか、そういうものばかり。
それでも捨てるという行為は気が咎めて、人にもらってもらったものもある。


でも母の場合は買うだけ買ってしまい込み、買ったことも忘れていたり。
一回も使ってないけどもういらないから使ってほしいと、今までも母から流れてきたものはうちにも多数。


父も見かねて私の家に持ってきたり。
「お母さんはなんでも捨ててしまう。」とぼやいていたな。


母もずっと家の商売手伝って忙しく、自律神経崩して寝込んだこともあったから
買い物がストレス解消だったとは思うけど、使わずに結局捨ててしまうのは、見ている方が気持ちが疲弊してしまう。


使われずして捨てられるものたちを見るって、心痛むというより、心が傷つくのだと経験した。



どんなものも、うちに入れる時はよくよく考え、きちんと使ってから、今までありがとって気持ちで手放したい。そう改めて決意した。

捨てられるのが忍びなくこのふたつだけ救出してきたけど、
またものが増えてしまった。(涙)
下の甕?壺?はやっぱり実家に返そう。
捨てられないようにそっと荷物に忍び込ませてあげよう。