古道具、見てもらったら、、、


妹が実家の建て替えに伴って荷物を色々整理していて、
使われずに押し入れに仕舞われているものがザクザク出てくると言っている。
そんなに安いものじゃない。母は骨董市が好きで始終壺や香炉やなんやらかんやら買っては
仕舞い込んでいた。


安くはないと言っても古美術でもなく売れば二束三文。
費やした価格から考えたらあまりにも売るのがバカバカしくなるがそれが現実。



妹は、「お母さん、こんな自分の好きなことにばかりお金使って、ケーキや美味しいものは何も買ってきてくれなかった。」とラインで送ってきた時は笑えちゃった。
そこで「美味しいもの」っていうフレーズが出てくるところが妹らしい。


でも確かに母は子供が喜ぶ、ということに無関心な人だった。
母性の薄い人だった。


だけど、世間的には人並みに育ててくれたんだよね。
それだけだって大仕事だと今は思う。


それでも子供時代に親から愛するってこういうこと、愛されるってこんな気持ちっていうのをちゃんと経験できた人を羨ましいと思う。すごい財産だよね。


処分するものの中から5、6点見てもらったら全部で1000円だそうです^ ^;