今日は普段滅多にシフトが重ならない人と仕事で一緒になった。

彼女は同い年なんだけれど、私の史上３本の指に入る尊敬できる人。
見習うところばかりな人で、彼女と出会えたことだけで、
ここで働く意味があると思える。

小さな時に父親を病気で亡くし、弟さんも亡くされ、お母さんと二人、田舎から
今のところにやってきた。そんな彼女だからか同情心、思いやりに富んでいて優しい。
でも芯はとても強い人。男仕事でもなんでも自分でやってしまう。

誰かを頼らず生きてきたのに、人にも同じ強さを要求するのではなく、苦労を理解し助けようとする。お節介ではなく、誰にも気付かれないように、相手にもなるべく負担かけないように、でもいつも援助の手を差し伸べるからみんなが彼女を頼りにする。

時にそれが負担になることがあったとしても彼女は決してそれを表には出さないだろう。

こんな人が本当にいるんだなぁと感心してしまう。

彼女は自分の健康にも気を配る人だけど、今年の健康診断で血糖値が規準をオーバーしていたらしい。だから、甘いもの食べるのやめるわ。って今日は話していた。

おっとりしているけれど、ものすごく努力家の彼女だから、
「来年の健診では絶対基準値内に戻してくるとわたしは確信しているよ。」と言ったら、笑っていた。
その笑顔みて、絶対、戻してくると確信したよ。
母親思いの彼女がお母さんのお世話を終える前に自分の健康に不安を残すようなことは絶対にしない人だもの。