母、ギプスに戻る

一昨日、実家へ行って仮住まいのアパートへ、引っ越しの荷物をほんの少し妹と運んだ。
圧迫骨折して3ヶ月間ギプスをしていた母は晴れてこの間ギプスから解放されたばかりだというのに、膝専門の先生に勧められたという体操をやって、またギプスに自発的に後戻りした。


体操をしてみようと思ったぐらいだから腰は良くなっていたに違いない。
だけど、あと2ヶ月後にもう一度見せにきて、そこでなんともなければ通院は終わりと言われていたのだから、まだ経過観察だったのだ。


わたしも何度も言ったのだ。圧迫骨折は繰り返すから気をつけて、と。なのに。


そしてなんということか、わたしが膝の名医を教えたから。と、まるで私の責任のように言う。私は膝はそこまで痛くないみたいだから、行かなくてもいいんじゃない?と言ったのに。


母は、名医に会いたかったのだ。そして、名医の書いた本をその医者に見せて、私はあなたの本を読み、あなたの教えを守ってます、と話したかったのだ。
まるで、アイドルにあうファンのように。


そして実際そうしたのだけれど、そこで聞いた体操を、まだ腰は完治もしていないのに行って、またギプスに逆戻りし、それをその医師や、その医師を教えた私や妹に責任転嫁している。



お母さん、私は悲しいよ。お願いだから、もうこれ以上がっかりさせないで。


母の世話と引っ越しの準備でガリガリに痩せた妹とコメダへ。
なんでも頼んでいいよと言ったらこれをペロッと完食してた。
コメダは子供の時から周りにたくさんあったけど、地元のコメダに来たのは初めて。


昔から自転車で乗り付けたおばちゃんたちが何時間も喋って帰る場所だったけど、
今は全国展開されててビックリする。