母の家も完成間近

今日は母の新築建設中の家を見学に行ってきました。
かなり完成に近い。


母が一人で住むには広すぎるリビングダイニング。


2階はこぢんまりした陽当たりのよい眺めのいい部屋。


お寺の森が借景となってよいのです。
落ち着きます。
わたしの部屋ではないのですが。


窓からの景色がいいというのは素晴らしいギフトです。
父と母も、このお寺の借景が気に入って、中古のその家を頑張って買ったと言っていた。


もともとは、家とか建築とかインテリアとか大好きでした。
でも夫が病気になってから、家やインテリアが自分の幸せ、
安心の一番の要素なわけじゃないってことを知りました。
楽しいけれど、絶対的なものではないのだと。


実家の家はわたしにとってとても愛着のある建築物でしたが、
なくなればあっという間に忘れていきました。
単に思い出に執着していただけなんだと気がつきました。


わたしにとって幸せとは、不安のない生活がベースの、
その中にちょっとした楽しみが彩りとなって営まれる日々の暮らしそのものが幸せで、
どんな家に住むかも、家具も、洋服も、生活に色を添えるアクセントのようなもの。
そう気がついたら、ゆるゆるになりました。いろいろと。


帰りに初めてのパン屋に行きました。
これも幸せのワンシーンです。
パン屋っていう方がベーカリーっていうよりしっくりきますね。
昭和なので。