夫の母との初面会

一昨日は夫の母に会いに老人ホームへ。
今年4月半ばに入所し、
初めての面会。
ガラス越しの対面。


目に涙を溜めて喜ぶ夫の母。
かわいい。


ここは何にもしなくていいよ。
みんなと仲良くしているから安心して。
はじめここに来た頃はなかなかぐっすり眠れなかったけど、今はぐっすり眠れるよ。



と言いながらも、やっぱり自分の家より良いところはない、と。


夫の母は認知が少し進み、夫やその兄弟たちが話し合い、老人ホームに入ってもらった。
本当は息子たち夫婦と同居なり、すぐ近くで暮らせれば、念願の自宅生活をまだ続けられたに違いない。


人が自宅から離れるときは、病気か認知か怪我で病院から施設へ、、というパターンが一番多いのかな。もちろん家族の手厚い介護で最後まで自宅で生を全うできる方もいるけれど。


そこである話しを思い出した。


友人の義理のお母さんは長男夫婦と道を挟んで住むお向かいさんだった。
90過ぎたお義母さんは、一人気楽に、でも向かいに住む長男夫婦に見守られながら暮らしてた。そんな中、その長男のお嫁さんに乳がんが見つかった。
それを知った90過ぎのお義母さん、自ら進んで老人ホームに入居したという。


潔く、あっぱれ賢いお義母さん。かっこいいね。見習いたいね。難しいけど。


昨日面会した夫の母も、私たちを困らせるような事は一言も口にしなかった。


ありがとう。